ゲーミングトークンはどれを買うべき?投資用トークンとの違いも解説

2025

日本での投資といえば、従来より運用益が非課税となるNISAやiDeCoが人気ですが、最近では価格上昇幅の大きさから暗号資産(仮想通貨)が投資先として選択されるようになりました。

そして、暗号資産への流入額が増えるにつれ、実用性も拡大。特に興味深いのが、暗号資産の基盤となるブロックチェーン技術とゲームとの相性の良さです。これにより、ゲームの世界でも暗号資産を直接使えるようになり、ゲーム内で手に入れたトークンを現実の資産に交換できるケースも珍しくなくなってきました。

こうした背景から、「どのゲーミングトークンを買えばいいのか?」「投資用の暗号資産とは何が違うのか?」と迷う人が増えている現状です。

そこで本記事では、ゲーミングトークンと投資用トークンの違いや、注目されているゲーミングトークンを複数紹介していきます。

ゲーミングトークンと投資用トークンの違い

一言で暗号資産といっても、用途によって性質がまったく異なります。 

まず、ゲーミングトークンはゲームの世界の中で回るお金です。 アイテムを買ったり、手に入れたNFTを売ったり、あるいはゲームの運営方針を決める投票に参加したりと、そのゲーム内の経済を支える役割を持っています。 そして当然、そのゲーム自体が人気になればトークンの需要が増えて、価格は上昇します。 

一方で、ビットコインやイーサリアムに代表される投資用トークンは、その用途はゲームに限定されません。 世界中の投資家が売買し、市場全体の動きや金利の状況によって価格が大きく変わるため、ゲームの流行とはあまり関係がないのです。 たとえば現在、トレンドに強い投資家たちは上場可能性のあるプロジェクトとして、仮想マイニング銘柄やFintechスタートアップ発の銘柄などを仮想通貨おすすめとしてピックアップ。そして、これらは特にゲームの人気などに左右されることなく、社会での実用性によって価値をキープしています。

このように価値の生まれ方がまったく異なるため、自分がゲームの世界を楽しみたいのか、それとも資産運用として暗号資産を持ちたいのかによって、選ぶべきトークンも大きく変わってきます。

ゲーミングトークンおすすめ3選

2025年も多種多様なゲーミングトークンが誕生しましたが、ここでは時価総額が高く、日本においても大きく期待されている3つの銘柄を取り上げます。

1. Immutable(IMX)

IMXは、Immutable XというWeb3ゲーム向けレイヤー2の基盤を支えるトークンです。

技術進化が進む現在であっても、ブロックチェーンゲームの多くは未だに高いガス代や取引速度の遅さといった課題を抱えています。しかし、Immutable Xはその問題を大きく改善。取引は高速で、ほぼガス代がかからないことから、ゲーム内NFTの売買が一般ユーザーにも扱いやすくなり、参入のハードルを大きく下げることに成功しています。

また、IMXが支持されている理由は「特定のゲームに依存しない」点にもあります。実際にさまざまなゲームタイトルがImmutable Xを採用しており、まさにWeb3ゲームの基盤として成長を遂げています。この事実から、1つのゲームの人気が落ちても、価値が一気に消えるリスクが小さい点も注目される理由です。

2. Virtuals Protocol(VIRTUAL)

日本政府自らが国産AI開発の支援を表明するほどに、AI業界の成長スピードは目に見えて加速している現状にあります。

そして、この業界をリードするプロジェクトの1つが、AIキャラクターを中心とした新しいWeb3体験を提供するVirtuals Protocolであり、そのトークンがVIRTUALとなります。

このプロジェクトでは、ユーザーはAIで生成されたキャラクターを所有し、そのキャラ同士を組み合わせたり、SNSで活用したりと、従来のNFTとは異なる「育てる楽しみ」を味わうことができます。

X(旧Twitter)で話題が広がりはじめたことから、特に若い世代を中心にファンが増えており、Web2にはなかった新しい遊び方を求める層に刺さっています。

3. The Sandbox(SAND)

SANDは、メタバース基盤のブロックチェーンゲームである、The Sandboxで使われるトークンです。

The Sandboxでは、ゲーム内で「LAND」と呼ばれる土地を所有することで自分の空間を作ったり、自らがオリジナルのゲームを構築したり、あるいは作ったアイテムを販売することが可能。つまり、クリエイターこそが主役になるゲーム環境であるといえます。

特に日本では、国内企業や有名IPの参入が相次いでおり、他のメタバースゲームよりも認知度が高い点が特徴です。加えて、ゲームとしての遊びだけでなく、コンテンツ制作のプラットフォームとしての利用も増えており、ユーザーの裾野が広いことが強みになっています。

まとめ

ゲーミングトークンは本記事で解説してきたように、値上がり益を狙うために保有する投資用トークンとはタイプが違います。そのプロジェクトを実際に楽しむための、ゲーム内通貨としての性質が強い点が特徴です。

そのため、ゲーミングトークンを選ぶ際には価格チャートだけを見るのではなく、ゲーム自体が面白いかどうか、コミュニティが活発に動いているか、そしてトークンがゲームの中で実際に使われているかといった、プロジェクトの中身を見ることをおすすめします。

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