ようこそ、いらっしゃい。ハンターたちが集う酒場『茜』へ。
あけましておめでとうございます。
茜ママは先日の初仕事から毎日忙しそうです。
実は昨年末に新たなハンターを作成していた茜ママ。
今日は彼女専属ハンターのご紹介になります。
茜丸。
実はね、ハンターを作らせてもらったの。
ムラタくんのところで。
前にわかったことといったら、どの村にも私がハンティングしたい男なんていなかったということ。
それなら、もう…誕生させるしかないじゃない!っていう結論にいたったの。
じゃあハンター作る?ってムラタくんに言われてから、私はずっと考えていたことがあるの。
ハンター(カレ)の名前。
やっぱりね、私が操作するのだもの。
『匠』がいいかな。そうしたら潮風が似合う顔にする。ヒゲもつける。
『翔太』もいいかもしれない。そうしたら潮風が似合う顔にする。ヒゲはつけない。
あれこれ迷っていたの。
幸せだった。
私が2015年で唯一、男を手玉に取っていた瞬間だった。
ムラタくんが言った。
『名前、茜丸でいいよね?男でしょ?(どうせ)』
私は日本人。
『はい』か『Yes』しか言えない日本人。
様々な男の名前がよぎっていたけど、全て天使たちが連れ去ってしまったみたい。
モンスターに食べられちゃったのかも。
そのまま私は闇の中で茜丸を作り続けた。
撮影のためにね、暗くした方がいいっていうから。
しかたないよね。
仕事だもの。
ようやく作れた茜丸。
なんだかんだで、茜丸っていう名前、ちょっと気に入ってるの。
茜丸は元漁師で潮風に吹かれてマグロを担いで帰ってくるの。
ただいま!今日は茜のためにマグロを一匹釣ってきたよ!って笑顔で帰ってくるの。
そう思いながら、私は古代林で首の長い恐竜を殺した。
あと、お肉も焼いた。
そんな年末。
マグロを担いで帰ってくる男なんていない。
かしこ。
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